空間分割について
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n次元空間を原点を通るk個の(n-1)次元超平面で分割したときの最大個数D(n,k)はどうなるか。
たぶん、k枚目の超平面に注目して、それが1,2,…,k-1枚目の超平面によって、分割される様子を考える。k枚目の超平面はそれまでの超平面によって最大D(n-1,k-1)個に分割される。つまり、もとのn次元空間にもどって考えると、k枚目の超平面を追加するとその超平面は最大D(n-1,k-1)個の分割された空間と交わる。超平面は空間を二分するので、結果最大D(n-1,k-1)分割数が増える。したがって、
D(n,k)=D(n,k-1)+D(n-1,k-1)
かな。
「原点を通る」という制約を外しても同様に考えることができるので、同じ漸化式が成立するっぽい。
正確な証明はよくわかりません。
[追記]
ちょっと調べたら、どうやらあってるみたい。
そして、原点を通る制約を外した場合
である。これは
からしめされる。また、このような分割のことを「アレンジメント」というそうだ。
作成者 Toru Mano
最終更新時刻 2023-01-01 (c70d5a1)