2010年の読書メーター
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意外と読んでるよね。
読んだ本の数:108冊
読んだページ数:39260ページ
「鴨川ホルモー」の番外編。確か6編の短編がおさめられているはず。どの話も甲乙つけがたいが、一番面白かったのは「長持ちの恋」。万城目さんの書く文章はサラッとしているのだけれど、それでいて印象深い、なんというかカラフルである。「鴨川ホルモー」を読んで面白かった人は読んで損はしないと思います。ところで、この続きなんかは出ないんですかねえ。
読了日:12月30日 著者:万城目 学
修羅の終わり (講談社文庫)長い。文庫本のくせに800ページ以上あるらしい。 長いのだが、読者を飽きさせない。作者の力か。いわゆるグロ注意的な 小説でもある、いろんな意味で。全体としては面白かった。ただ、、鷲尾さん が出てくる意味が分からないです。これだけのページ数を使って、この話をリドルストーリーにすることの意味はなんなのか。その必然性に疑問を感じる。残念ならが自分にはその意味が分からない。
読了日:12月30日 著者:貫井 徳郎
鬼流殺生祭 (講談社文庫)まさに、本格ミステリ、って感じ。クイーンやヴァン・ダインであってもおかしくないようなプロット。ただし、舞台は明治の日本だが。自分としては、作者がこんな、普通の本格ミステリを書くのが意外だった。本格ミステリとしてみると、どうしても前述の作家の作品に見劣りする。そういったわけで、なぜ今更こんな古い形式の作品を作者が書こうと思ったか不思議。すると作者のウェブサイトに「原型は15歳のときに初めて書いた長編」とあった。納得。誰でも始めは真似からってこと?
読了日:12月30日 著者:貫井 徳郎
被害者は誰? (講談社文庫)『悪党たちは千里を走る』で作者がコメディタッチの作品をかくことは知っていた.あれはクライムコメディか.これはミステリー&コメディという感じ.こう,いろんな雰囲気の作品がかけるということは,やはり才能があるのだろう.喜劇的で読んでいて楽しい.しかし,それ以上にミステリとしての完成度が非常に高いと感じた.必要にして十分なプロット.無駄がなく非常に読みやすく,それでいてしっかりとした仕掛けがある.素晴しい.
読了日:12月10日 著者:貫井 徳郎
ルームメイト (中公文庫)読みやすい.二転三転する物語.なかなか面白かった.ただ,そんなに衝撃の結末ではないかも(モノローグ4も含めて).個人的な要望としては健介が写真部で石とかの知識が深いことを利用して欲かった.
読了日:12月07日 著者:今邑 彩
ねむりねずみ (創元推理文庫)読了日:12月01日 著者:近藤 史恵
ガーデン (創元推理文庫)読了日:11月30日 著者:近藤 史恵
凍える島 (創元推理文庫)読了日:11月27日 著者:近藤 史恵
毒入りチョコレート事件【新版】 (創元推理文庫)読了日:11月25日 著者:アントニイ・バークリー
ボーナス・トラック (創元推理文庫)読了日:11月17日 著者:越谷 オサム
天使が開けた密室 (創元推理文庫)さっくり読める.読切漫画のよう.たしかにライト.ライトな本格ミステリと帯にあったが,そうなのかもしれない.
読了日:11月15日 著者:谷原 秋桜子
その数学が戦略を決める (文春文庫)大量のデータから有意義な情報を抽出する数学的手法は以前から存在していた.計算機の能力は昔に比べ強力になった.さらに,大量のデータを容易に入手でき,安価で保存できるようになった.このような状況の変化によって従来手法とは異なるプロセスでの意思決定が可能である.と.そしてそれは優秀である.内容はこんなところか.でも内容よりも,各章の最後に「まとめ」がついていたり,参考文献が40ページにわたって書かれていたりと,そういうところに感心した.
読了日:11月13日 著者:イアン エアーズ
鹿男あをによし (幻冬舎文庫)読了日:11月05日 著者:万城目 学
ザ・万歩計 (文春文庫)読了日:11月05日 著者:万城目 学
鴨川ホルモー (角川文庫)変ったサークルに入った大学生のお話し.軽妙である.まず,文体がふわりとして読みやすい. そして,ストーリーはテンポ良く進んでいく.青春+スポーツ+恋愛+友情+ファンタジー+ツンデレ.
読了日:10月27日 著者:万城目 学
群衆の悪魔 下 (デュパン第四の事件) (創元推理文庫)読了日:10月27日 著者:笠井 潔
群衆の悪魔 上 (デュパン第四の事件) (創元推理文庫)読了日:10月22日 著者:笠井 潔
再びラストホープ (パリの悪党たち) (創元推理文庫)ラストホープという作品の続編らしいが,その前作は読んだことがない. クライムコメディ.極悪人は登場しない.文体が特徴的,寓話を読んでいるような気分になる, 別に全然そんなことはないのだが.雰囲気がファンタジーとミステリーの境界,悪くいえば御都合主義的 展開,良くいえば主人公達が置かれている状況が二転三転して面白い.主人公達が釣具屋からか,各章には釣り用語の タイトルが付けてある.これもまた,寓話っぽさを感じさせる.どうやら,著者はいろいろなタイプの 作品を書いているらしい.他の作品も気になる.
読了日:10月14日 著者:浅暮 三文
天使の屍 (集英社文庫)読了日:10月12日 著者:貫井 徳郎
伊坂幸太郎選 スペシャル・ブレンド・ミステリー 謎005 (講談社文庫)「盗まれて」の腹黒さが妙に面白かった.
読了日:10月03日 著者:陳 舜臣,今邑 彩,泡坂 妻夫,夏樹 静子,真保 裕一,連城 三紀彦,小松 左京,鈴木 輝一郎
阪急電車 (幻冬舎文庫)読了日:09月26日 著者:有川 浩
空白の叫び〈下〉 (文春文庫)上中下読み終わった。上巻が一番面白かった。中下もつまらなかったわけでない。 しかし、帯に救いの物語的なことがあったので 「夜想」や「神のふたつの貌」のような救いを期待していたからかもしれない。 上巻は非常に読んでいて面白かった。これは自分がこれまで、犯罪者の内面を深く精緻に 描いた作品を読んだことがないからかもしれない。こういう作品はさがしてもなかなか無いのでは?
読了日:09月25日 著者:貫井 徳郎
空白の叫び〈中〉 (文春文庫)読了日:09月25日 著者:貫井 徳郎
空白の叫び〈上〉 (文春文庫)読了日:09月25日 著者:貫井 徳郎
神のふたつの貌 (文春文庫)キリスト教の牧師とその息子の話.ちなみに,私のキリスト教に関する知識は皆無である. テーマが重く,主人公が人間離れしているのだが,読み難いことはなく,物語に引き込まれた. とりあえず,読んで,なぜだか,面白かったのだが,解説を読んで本作の特筆点を知り,その仕掛けに 驚いた.ただ,全面的に理解したわけではなく,まだよく分からないこともある. たとえば,輝はなぜ,最後に神の声を聞くことができたのか,など. ところで,現実の宗教は”神の沈黙”について,どう説明しているのかなぁ.
読了日:09月08日 著者:貫井 徳郎
有頂天家族 (幻冬舎文庫)舞台は京都.登場するのは少しの人間と,少しの天狗と,沢山の狸. 雰囲気は,太陽の塔とか,四畳半神話大系に似ている. 主人公はある狸の家族の三男.立派な父から阿呆ぶりだけを受け継いだらしい. 矢三郎のように生活したいものだ.
読了日:09月04日 著者:森見 登美彦
ひかりの剣 (文春文庫)読了日:08月30日 著者:海堂 尊
MOMENT (集英社文庫)読了日:08月26日 著者:本多 孝好
新装版 虚無への供物(下) (講談社文庫)反推理小説.序盤は推理小説のように密室殺人がおこる.ここまでは 普通の推理小説と同じ.ここから,ふつうの推理小説とはかけはなれてくる. 登場人物達が推理合戦を終始繰り広げる.推理によって事件の見え方が万華鏡のように 移り変わっていく. 様々な人物の多種多様な推理も面白いが.一番は終盤の犯人の告白が 衝撃的で面白い.ここらへんが反推理小説っぽい.
読了日:08月24日 著者:中井 英夫
新装版 虚無への供物(上) (講談社文庫)読了日:08月24日 著者:中井 英夫
追憶のかけら (文春文庫)人生に絶望していた主人公が,特殊な力をもった美少女と出会うことで 救いを見出して,新興宗教のようなものを立ち上げる.あらすじはこれだけで, ことさら特別なことが起るわけではなく,普通の物語なのだが,その普通さが やけにリアルに感じた.結構長いのだが,それを感じさせないのは筆者の 力なのか.やっぱり,相手のことを理解しているという思い込みが一番危険, 話し合わなきゃね.「慟哭」と違いハッピーエンドでした,なかなか良い 終わりかただと思う.
読了日:08月11日 著者:貫井 徳郎
遠まわりする雛 (角川文庫)読了日:08月06日 著者:米澤 穂信
愚行録 (創元推理文庫)読了日:08月02日 著者:貫井 徳郎
悪党たちは千里を走る (集英社文庫)読了日:07月31日 著者:貫井 徳郎
正義のミカタ (集英社文庫)高校時代いじめられっ子だった主人公が大学に入り,「正義の見方研究部」に入部する. 青春ものっぽいし,ストーリーのテンポも良いので,スラスラと読める. 予定調和で終わるのかと思っていただけに終盤の展開は,良い意味で期待を裏切ってくれた. そして,その終盤こそが作者が書きたかったことではないのだろうか. 予想外の物語の収束に戸惑ったが,非常に良い終わり方だと思う. 主人公は「正義の見方研究部」に入部したことで,それまでとは180度違う立場になるが, 結局最後はもう180度回転して,もとの位置に戻る.しかし,見
読了日:07月29日 著者:本多 孝好
クジラの彼 (角川文庫)読了日:07月27日 著者:有川 浩
ジェネラル・ルージュの伝説 (宝島社文庫) (宝島社文庫 C か 1-9)読了日:07月26日 著者:海堂 尊
プリズム (創元推理文庫)このプリズムは四面体.1つの事象を4つの視点から眺め,思考する. かなり面白い.こういうのを推理小説というのではないか. この小説が面白い点は,ただ単純に推理が続いていくのではなく, 探偵役の心理描写と平行して,進んでいくところ. というか,こういう小説を書こうと思いつく著者の発想力と,それを魅力的な作品に仕上げる著者の構成力に脱帽.他の作品も読みたくなった.ちなみに,私の結論は,事件ではなく事故.
読了日:07月24日 著者:貫井 徳郎
慟哭 (創元推理文庫)警察視点と犯人視点が平行して,描かれる.人物描写が秀逸. ネタのほうはヒントがころがっているので分かりやすいと思う. ただ,それが分かっても物語は不思議と魅力を失しなわない.
読了日:07月22日 著者:貫井 徳郎
ラットマン (光文社文庫)バンドマンのお話で,エアロスミスがでてくる,walk this way とか.エアロスミスは懐かしかった.前半は,どちらかというと,「向日葵の咲かない夏」や「シャドウ」のような,暗めの雰囲気.しかし,後半からお得意のミスディレクションで,前半部での出来事のもつ意味がぐるぐると回転していく.この,後半の展開が非常に面白かった.それにしても,主人公の友人たちがいいやつである.
読了日:07月20日 著者:道尾 秀介
ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)虐殺器官の次の世界の話.前作と比べ,スプラッター表現はほとんどない.文章にHTMLのタグのようなものが埋め込まれている.これが,目を引くが,どうしてこのような表現になっているかは,最後まで読めば分かる.作中では,技術によって病気がなくなった世界が描かれているが,その代償として,人々は社会に組み込まれている.その身体は自分のものであって,自分のものでない.自分とは何か,私とは何か,意識とはなにか,真に幸福な社会とは何かを考えさせられた.優しさのファシズムという言葉が印象的だった.
読了日:07月18日 著者:伊藤 計劃
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)近未来SF小説.世界観はゲームMGS4に非常に近い.スプラッター表現が苦手なひとは辛いかも.近未来社会の描写が非常に精密,まるで,未来を覗いてきたかのような感覚.舞台は未来ではあるが,そこで語られる問題は今も存在する.なんというのか,未来を描くことによって現在の問題をより際立たせる,ということなのか.”人は見たいものしか見ない”やジョン・ポールの動機は,結構現実を反映しているところがあると思う.実際,いわゆる先進国は,市場原理という名の下に,ある程度後進国を消費しているし(程度は違うが,作中でも書かれてい
大学生の話.青春小説.合コン,ボウリング,学園祭,マージャン,恋愛等が作中にでてくる.作者らしく, 超能力者も登場する.主人公は普通の大学生だが,周りにの友人たちが強い個性を持っている.特に印象的なのは西嶋だろう.世界を平和にするためマージャンで平和を狙いつづけるとか,苗字に東西南北をもつ4人が集まったらマージャンやるしかない,とか.話の流れも作者らしい,時々波乱が起こるけど,安心して読める.作者らしい,読後の爽快感は本作でも健在.
読了日:07月11日 著者:伊坂 幸太郎
インシテミル (文春文庫)久々に面白いミステリを読んだ.クローズドサークルもの.作者らしい,序盤の謎に満ちた導入.中盤の緊迫感.そして,終盤の急展開.素晴しい.比較的長めの作品ではあるが,それを感じさせない.作中には数多くのミステリ小道具が登場する:ノックスの十戒,「そして誰もいなくなった」のインディアン人形などなど.ヴァン・ダインの「僧正殺人事件」やクイーンの「Xの悲劇」なども.現在,多くの推理小説が存在することを上手く利用していると思う.ただ謎ときの部分は弱いかも,それよりも作品の雰囲気が良い.映画が公開予定らしいですね.
読了日:07月09日 著者:米澤 穂信
ジーン・ワルツ (新潮文庫)読了日:07月09日 著者:海堂 尊
夢見る黄金地球儀 (創元推理文庫)読了日:07月09日 著者:海堂 尊
ブラックペアン1988(上) (講談社文庫)読了日:07月03日 著者:海堂 尊
ブラックペアン1988(下) (講談社文庫)読了日:07月03日 著者:海堂 尊
イノセント・ゲリラの祝祭 (下) (宝島社文庫 C か 1-8)読了日:06月30日 著者:海堂 尊
イノセント・ゲリラの祝祭 (上) (宝島社文庫 C か 1-7)読了日:06月30日 著者:海堂 尊
螺鈿迷宮 下 (角川文庫)読了日:06月26日 著者:海堂 尊
螺鈿迷宮 上 (角川文庫)読了日:06月26日 著者:海堂 尊
ジェネラル・ルージュの凱旋(下) (宝島社文庫)読了日:06月26日 著者:海堂 尊
ジェネラル・ルージュの凱旋(上) (宝島社文庫)読了日:06月26日 著者:海堂 尊
ナイチンゲールの沈黙(下) (宝島社文庫 C か 1-4 「このミス」大賞シリーズ)読了日:06月22日 著者:海堂 尊
ナイチンゲールの沈黙(上) (宝島社文庫 C か 1-3 「このミス」大賞シリーズ)読了日:06月22日 著者:海堂 尊
きつねのはなし (新潮文庫)読了日:06月18日 著者:森見 登美彦
ニッポン硬貨の謎 エラリー・クイーン最後の事件 (創元推理文庫 (Mき3-6))クイーン好きならば,迷わずに読むべき.本筋よりも,作中で語られる『なぜ,「シャム双子の謎」には読者への挑戦状がないのか』に対する回答が素晴らしすぎる.当然のことながら,「シャム双子の謎」の内容に触れているので注意.またクイーンの他作品への言及やヴァンダインの作品についても述べられている.確かに「シャム双子の謎」は他の国名シリーズとは違った雰囲気を放っていた.しかし,ここまで,野心的な試みあったとは,ついぞ,気がつかなかった.総じて,1930年代でさえ,本格推理小説のプロットは完成度が非常に高いものが多い,
読了日:06月13日 著者:北村 薫
四畳半神話大系 (角川文庫)「太陽の塔」のような舞台設定.作者らしい,硬派な文語体で,ばかばかしくも親しみやすい文章がまんさい.ストーリーはもちろん面白いのだが,それよりも各文が非常に魅力的.どうして,こうも素晴しい文章がとめどなく,でてくるのか不思議.四話目がお気に入り.
読了日:06月08日 著者:森見 登美彦
ふたつめの月 (文春文庫)読了日:06月06日 著者:近藤 史恵
聖☆おにいさん(5) (モーニングKC)読了日:06月06日 著者:有川 浩
タルト・タタンの夢 (創元クライム・クラブ)読了日:06月06日 著者:近藤 史恵
チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599)読了日:06月06日 著者:海堂 尊
チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600)ミステリと宣伝されているが,ホラーもかなり含まれる.なんかこわい.全編とおして,ぞわぞわとした世界観.そして,いつもどおりの暗い話.この仄暗い雰囲気が,どういわけだが,魅力的.「冬の鬼」が一番気に入っている.
読了日:05月23日 著者:道尾 秀介
海の底 (角川文庫)読了日:05月23日 著者:有川 浩
空の中 (角川文庫)とにかく,面白い.王道.ハリウッド映画のような作品.恋愛あり,未知との遭遇あり,アクションあり,サスペンスあり,裏切りあり,幼馴染あり,ツンデレあり.本当に万人にお勧めできる.
読了日:05月23日 著者:有川 浩
珍しい物語のつくり方 本格短編ベスト・セレクション (講談社文庫)読了日:05月15日 著者:本格ミステリ作家クラブ
七つの死者の囁き (新潮文庫)読了日:05月09日 著者:有栖川 有栖,石田 衣良,鈴木 光司,小路 幸也,吉来 駿作,道尾 秀介,恒川 光太郎
幽霊刑事 (講談社文庫)江神さんか火村先生を期待して買ったが,少し読んでどちらも登場しないことに気がついたぜ. 感想を書いてたら途中で消えてしまった.おーい. とりあえず.ひとこと.江神さんも火村先生も登場しないが,有栖川有栖の作品らしい,先がどうしても気になる,面白い作品です.
道尾秀介の作品は基本的に『罠』があるので、それにひっかからないように注意して読んでたけど、 見事にハマってしまった。毎回思うのだが、この人は物語の構成が非常に巧い。 テーマは「家族」だと思う。やはりさ、言葉という強力なコミュニケーションツールがあるわけだから、それを使わないと。僕らは、エスパーではないので、思っているだけで、相手に伝わるなんて事は滅多にないわけで。それは嬉しい事だけど、期待すべきことではない。そう思いました。
読了日:05月05日 著者:道尾 秀介
資本主義を語る (ちくま学芸文庫)読了日:05月03日 著者:岩井 克人
秋期限定栗きんとん事件 下 (創元推理文庫 M よ 1-6)読了日:05月02日 著者:米澤 穂信
秋期限定栗きんとん事件〈上〉 (創元推理文庫)読了日:05月02日 著者:米澤 穂信
夏期限定トロピカルパフェ事件 (創元推理文庫)読了日:05月02日 著者:米澤 穂信
春期限定いちごタルト事件 (創元推理文庫)読了日:05月02日 著者:米澤 穂信
ミハスの落日 (新潮文庫)読了日:05月02日 著者:貫井 徳郎
スペシャル・ブレンド・ミステリー 謎002 (講談社文庫)読了日:04月13日 著者:生島 治郎
阿修羅ガール (新潮文庫)読了日:04月09日 著者:舞城 王太郎
1000の小説とバックベアード (新潮文庫)読了日:04月08日 著者:佐藤 友哉
子供たち怒る怒る怒る (新潮文庫)読了日:04月08日 著者:佐藤 友哉
骸の爪 (幻冬舎文庫)読了日:04月08日 著者:道尾 秀介
ソロモンの犬 (文春文庫)読了日:04月08日 著者:道尾 秀介
背の眼〈下〉 (幻冬舎文庫)読了日:04月08日 著者:道尾 秀介
背の眼〈上〉 (幻冬舎文庫)読了日:04月08日 著者:道尾 秀介
乱鴉の島 (新潮文庫)読了日:04月08日 著者:有栖川 有栖
片眼の猿―One-eyed monkeys (新潮文庫 み 40-2)この作家の作品は3冊目だが、やはり面白い。省略がうまい。 陳腐な物言いだが、最強のミスディレクションだろう。ただ、技巧的なだけ かというとそうでは、まったくない。ただのテンポのよいハードボイルド探偵物語とは 一線を画する。いや、面白かったです。
読了日:03月12日 著者:道尾 秀介
シャドウ (創元推理文庫)テーマは家族。 『向日葵の咲かない夏』よりは読み易いと思われる。しかし、 でてくる精神科医がみんな、ちょっとおかしところとか、 人がよく死ぬところとか、暗い過去とかで、明るいお話ではない。 ではないのだが、ジメジメした感じは残らないし、非常に読み易いし、面白い。 この人は話を組み立てるのが非常に巧妙だと思う。読者を飽きさせない。 それでいて、しっかりとした結末を用意しある。ミステリと帯にあったが、 ミステリを強調しなくて、十分いけるのでは。
読了日:03月12日 著者:道尾 秀介
作成者 Toru Mano
最終更新時刻 2023-01-01 (c70d5a1)