LyXの環境を整える(Ubuntu 8.10)
コンテンツ
1.6で様々な機能が追加されたようなので、1.6を使いたい。
しかし、パッケージはない。
がんばって、ソースからビルドする。
基本的には↓のとおりに導入する。
http://www.int.otaru-uc.ac.jp/lyx-howto
目次
インストール
パッケージでインストールするかソースからコンパイルするかに関わらず,
babelのjapaneseオプション(パッケージ)をインストールする必要があるらしい.
cd /usr/share/texmf/ptex/platex/misc sudo mkdir japanese cd japanese sudo wget ftp://ftp.kddilabs.jp/CTAN/language/japanese/japanese/japanese.dtx sudo wget ftp://ftp.kddilabs.jp/CTAN/language/japanese/japanese/japanese.ins sudo ptex japanese.ins sudo mktexlsr
コンパイルには、qt4-moc、qt4-uic、qt4-rccなどのqt4ライブラリが必要らしい.
Ubuntuではlibqt4-devを入れなさいとのことなので,
sudo apt-get install libqt4-dev
lyxのソースをダウンロードして,展開
tar -jxf lyx-1.6.1.tar.bz2 cd lyx-1.6.1 ./configure make
でコンパイル
src/lyx
で動作を確認(英語表示)
sudo make install
でインストール。
lyx
で起動(日本語表示).
設定
メニュー登録
http://wiki.lyx.org/LyX/Iconsからアイコンをもらってきて,/usr/share/icons/lyx/にでも置いておく.
メインメニューに登録.
キーバインド
ツール→設定→編集→ショートカット でいろいろ.とりあえず,
デフォルトで Ctrl+H に割り当てられている関数を削除して
char-delete-backward に Ctrl+H
mark-toggle に Ctrl+@
break-paragraph に Ctrl+M を割り当てる.
mekeindex → mendex
makeindexを日本語に対応したmendexに変更.
ツール→設定→出力→LaTeX の「索引コマンド」および「用語集コマンド」をmendexに変更.
dvips文字化け
/usr/share/ghostscript/8.63/lib/cidfmap
を削除すればいいみたい.情報元:
http://mlog.euqset.org/archives/ubuntu-jp.lists.ubuntu.com/1413.html
pdflatex → dvipdfmx
http://www.int.otaru-uc.ac.jp/lyx-howto/install/win/misc
/usr/local/share/lyx/imagesの中の
buffer-view_pdf2.png
buffer-update_pdf2.png
をコピーして,…pdf3.pngとリネーム.
スクリーンショット
起動画面
ちょっと使ってみた。
pdfにしてみた。
ちゃんと表示されている。
作成者 Toru Mano
最終更新時刻 2023-01-01 (c70d5a1)